2016年

4月

18日

本日より挿絵原画展始まります。

 

本日18日より、挿絵原画展が始まります。

お時間ございましたら、ご高覧いただきますようお願い申し上げます。

 

 

平成28年4月18日(月)~27日(水)

 11:00~18:30 ※日曜休

 

ギャラリー和田

 

2015年7月号から12月号まで美術の窓「立島惠に訊け!」の連載で掲載された

挿絵を「オリジナルアーカイバル版画」として特別販売しております。

 

✳︎18日は午後2時から6時 まで在廊しております。

 

 

 

2016年

4月

07日

土曜日、ギャラリートークに参加です。

 

 

◆  明後日、千駄ヶ谷の佐藤美術館で

      ギャラリートークに参加します。

 

お時間ございましたら、どうぞお立ち寄り下さい。

 

                      

 

広島市立大学芸術学部日本画専攻企画展

 〜Flag of the West 2016〜関連企画

           

    テーマ:「画家ってなに?」 

     四月九日(土)午後二時より           

   

    会場佐藤美術館

    〒160-0015 東京都新宿区大京町31-10       

    03(3358)6023

 

パネリスト:

岡村 桂三郎(画家、多摩美術大学教授)

新恵 美佐子(画家)

岸野 香  (日本画家、女子美術大学教授)

齋 正機  (画家)

立島 恵  (佐藤美術館学芸部長)

海老 洋  (日本画家、広島市立大学教授)

今村 雅弘 (日本画家、広島市立大学准教授)

 

2016年

4月

03日

ひばりのこと

 

 

とうとう桜満開。

(素晴らしい)と思いながらも、

いつもの堀川の道は人でいっぱい。

 

(こりゃあ、たまらん)

たまに行く矢田川土手の方へ敗走。

 

今日の天気は悪くはないのだけれど、

あの冬空のスキッとした感じと比べちゃうと

なんかはっきりしない。

 

そんな風に感じながら

黙々と歩いた。

 

 

 

 

矢田川土手に到着すると

ピピピピ・・・聞き覚えのある声。

 

ヒバリ?

 

四方八方空を見上げ、探していると

高い空に(とはいっても十メートルの高さかな)

ホバリング、つまり空中停止してる。

 

高い所にいるのに

すぐ頭のすぐ上で鳴いてるみたい。

 

そういえば

雲に雀と書いて “ 雲雀〜ヒバリ〜 ”

なるほどね〜

 

そういえば、

iCloudの機能は雲みたいに

情報を頭上に・・保管して・・

いつでも・・ヒバリみたいな・・

 

プシュー・・もくもくもく・・

デジタルは難しいね。

 

あれっ、何の話だっけ?

 

 そうそう、ヒバリって

鳴き声は記憶があるけれど

観察できたのは初めて。

 

 

2016年

3月

27日

今日のにゃんこ

 

 

笑ってるんだか、寝てるんだか、

気持ちいいんだか、

 

わからない猫。

 

今日はそんな日和・・

 

 

2016年

3月

23日

春のお彼岸

 

 

忙春である。

でもお墓参りはできた。

そう、今は春のお彼岸。

 

 

先週、とんぼ返りだけど・・福島へ。

 

 

実家から二時間ぐらい歩いて

吾妻おろしの風を感じながら・・お墓に行く。

 

春緑に初々しい春黄のたんぽぽ、菜の花、

風景を眺めながら・・

父の元へもくもくと歩いた。

 

 

 

 

しばらく歩くと

普段着姿のおばさんが

たんぼの土手で何かしている。

 

(セリとりかな・・)

 

この季節は土手のセリ、山近くでフキノトウ、

ワラビももうそろそろだ。

 

(昔はみんなよく採ってたな・・)

 

 

 

 

少しづつ奥羽山脈に近づくと・・

風は強いものの、用水路は雪解け水で流れは速い。

 

 

(この情景は僕にとっての春うららだな・・)

 

 

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2016年

3月

10日

黒電話だから繋がった。

 

 

少しだけ寒い日だったと思う。

 

もうすぐ午後三時、

 近所に住む義理の母から電話がくる。

「正機さん、東北が大変なことに。」

 

その電話が終わるか終わらないかのうちに

グラグラグラ・・遠く離れた名古屋でも

強い横揺れ、そして長いのだ。

 

(東海でも・・こんなに。東北はいったい・・)

胸騒ぎがした。

 

慌てて福島の母に連絡しようと受話器を持つ。

 (通じてくれ・・頼む!頼む!)

願いが通じたのか、意外にもすぐ繋がった。

 

 

 

 

「無事がい?」と言う僕の言葉を聞き終わらないうちに

 

 母はいつもより低く少し震えた声で

「何どが・・大丈夫だげど・・いや〜・・すごい。

 まだ揺れでる。電気もすべて止まっだ・・何もかも落ちた。

 こんなの・・経験したごどねえ・・いや〜・・こわい。」

 

母は父が病気の時ですら弱音を吐かない気丈。

そのせいか、とんでも無いことが起きたかが

母の動揺で伝わってくる。

 

不安で不安でどうしようもなかったが、電話によって

 すぐ母の無事が確認でき、少しは冷静になれた。

 

(これ、母がまだ黒電話だから通じたんだろうな・・)

 

 

 

 

 

福島は地震発生直後より停電。携帯もダメ

プッシュフォンもダメだったらしい。

 

実家の黒電話は、四十年前に

初めて繋がった電話器から変わっていない。

 

 

 

小学三年の秋だったが・・・

その日は嬉しくって何度も何度も

外から用もないのに掛けた。

 

最強のホットラインになってくれた黒電話。

感謝しても仕切れない。

 

あれから五年、明日は東日本大震災の日。

 

 

 

 

2016年

3月

03日

桃の節句

 

 

「ピンクは桃の花、緑は春の大地、

 白は大地に乗っかる雪。」

 ひし餅の見立ては分かりやすい。

 

 そう思っていたら、妻が

「あとはちらし寿司とハマグリのお吸い物が

 記憶にあるなあ・・」と言う。

 

(ハマグリ?)

 僕は男兄弟だったせいか

 案外、まだ桃の節句で知らないことが・・

 あるみたい。