小さな里芋たちをもらった。
子供の頃から里芋はよ~くよ~く食べた。
何といっても、福島には年に三回は“芋煮会”があったし....。
里芋をいれた味噌と醤油で作る豚汁が福島市風、
河原で大きな鍋でみんなで作って“わいわい..がやがや..”と食べる。
それが芋煮会の醍醐味。
一通り満腹になると、
酒を飲む大人達の世界と
河原で遊ぶ子供の世界にわかれる。
大人はどんどん真っ赤になっていった。
そして子供は黄色い声で、はしゃぎ回る。
赤とんぼを追い掛けたり.....。
おにぎりの銀紙を丸めて野球をしたり........。
透き通った川の水に思いっきり落ちたり........。
今、どのぐらい芋煮会はやれているだろうか。