今日は健さんの誕生日らしい。

 

  

健さん、今日83歳の誕生日。

 (描いたのは81歳の頃)

 

健さんのかっこ良さは

渋さ、人間性とか、色々言われるけれど、

 

固い人と言われても

“静かに自身の意志を通す美しさ”

 

こんなに常識がコロコロ変わる時代、

一番大切な美しさ。

 

 

 

 

そんな事を考えていたら、

何だか田中邦衛が浮かんだ。

 

いくつだろう?

 

調べてみると81歳。

 

どんな映像を観ても

作品の役柄のみ感じる。

本人の“上品な佇まい”は

決して出そうとしない。

 

 

 

 

 

大好きな渥美清は

亡くなってしまったけれど

もし生きてたなら85歳。

 

本好きで絵画好き、

インテリだったらしい。

明るい性格に、ほんのちょっとの影。

そんな渥美清の

“嫌じゃない寂しさ”が愛おしい。

 

余談だけど、寅さんが好きすぎて

浪人中、大学に入ったらの目標が

「柴又に住む。」だった。

 

実際、五年住んだ。

柴又駅の“寅さんロケ”で

頼まれてないのに、二回ほど

電車の乗客としてチャレンジ。

 

う〜ん、全く映ってない。

 

 

 

 

そんな事を思い出してたら、

昔のスケッチブックに

“砂の器”をみた時に描いた

 丹波哲郎が出てきた。

お父さんが日本画家の俳優。

 

丹波哲郎、生きていたら92歳。

フィルムに焼き付いているのは

“説明のできない存在感”

 

この人は何だったんだろうか?

 言葉で語れない。

 

 

四人ともに

“自分で培った人生観を突き通す力”がすごい。

 

自分は絵描きだけど…

そんな力、手に入れられるだろうか?

 

 ※敬称略