相馬野馬追の取材②〜雲雀(ひばり)ヶ原と甲冑競馬

 

「雲雀ヶ原って、何て読むの?」と、

妻は野馬追帰りの僕に聞いてきた。

「うん・じゃく・が・はら」と

とっても恥ずかしい答えをしてしまった。

 

野馬追の会場は 

“ひばりヶ原”だと聞いていたのに

 

 

 

しかし、でっかい会場だった。

軽〜く観客七、八万は入りそうな感じ。

 

そして、“神旗争奪戦”の芝生のグランドが美しく、

その周りに1000メートルの競馬のレーン。

 

 

 

レーンでは六騎で争う。

そう。甲冑を着て、旗を背負って。

 

これが、“甲冑競馬”である。

 

 

 

勇壮というよりは、

怖いぐらいの迫力競馬。

元々、野馬追は武士の軍事訓練だから

真剣味が凄まじいのだ。

 

1200メートルの距離で争われる

本物の競馬である。

これが終わると、いよいよ

“神旗争奪戦”が始まる。