何年ぶりだろう?
高松へ行くために、岡山から
マリンライナーで瀬戸大橋を渡った。
「相変わらず、でっかいな。」
どのくらいだろう?
海を渡る橋だから普通の橋とは
高さ、大きさは桁違い。
建築開始が昭和36年、開通が
昭和63年だから、完成まで
な・・なんと27年もかかっている。
昭和30年、橋が無かった頃の瀬戸内海では
修学旅行の小学生100名が亡くなった
“紫雲丸沈没事故”があった。
濃霧の中の漁船との衝突事故で
本当に痛ましい。
小学生の娘がいる現在、そのことを想像
しただけだけでも心が締め付けられる。
この事故は結果的に 四国への架け橋
“瀬戸大橋”を造る背中を押したのだ。
今日の瀬戸内海は
曇っているけれど穏やかだ。
まるで、そんな事故があった海に思えない。