六階のエレベーターが開いて、
トボトボと我が家へ向かうと、
・・ん、ドアの前に何かが。
(なんだか〜ごんぎつねの絵本で
こんなワンシーンあったな!)
兵十(主人公の鉄砲打ち)の家戸に
“きつねのごん”が
助けてくれた恩返しで
木の実やきのこなど食べ物を置いていく
あの話みたいだ・・
玄関に近づてみると、
五十枚くらいの“イチョウ達。
(はは〜ん、ももこだな〜。
こんなの集めるの好きだからな。)
イチョウの黄色は鮮やか。
疲れて帰った僕は、何だか癒されたのだった。