ボヤボヤしていると、

あっという間に終わっちゃう藤の花。

 

あの高貴で“はかない色”の花。

それでいて

“野太いしなやかさ”も感じる。



絵に描くとしたら・・

繊細で質実剛健、相対する印象を

美しく見せるのがとっても難しい。


先人たちが柔らかい藤の花の背景に

画面を強くする金箔や銀箔を使うのが

心情的に とってもよくわかる。