僕のデザインした箱の柏餅が
店頭に並んでいる。
自画自讃だけど、デザインが可愛くできた。
この“両口屋是清の柏餅”がとっても美味しい。
今から12年前までは
餡子類は苦手中の苦手。
「ほ〜れ、食ってみろ〜、うめ〜がら。」
幼稚園に上がる前、たぶん近所のおじいさんのお葬式だったと思う。
甘くて大きい“葬式まんじゅう”を無理くり食べさせられた。
大きすぎて口一杯になって、小豆の“エグミのようなもの”を
感じて涙。
それから和菓子と長い間、鎖国・・。
“鎖国からの雪解け”は両口屋是清さんのおかげ。
和菓子パッケージの仕事を引き受ける前に
(やるからには、鎖国を解かなくちゃ !)と
いろんな和菓子を食べ始めた結果、
ほぼ毎日食べるほどの大の和菓子好きになった。