水彩とかクレヨンだと、
この紫は 比較的描き易いんだけど
日本画の岩絵の具は、種類が少ないし
ぴったりの色がない。
岩群青を “花の紫” に
見立てて表すことが多い。
でも速水御舟は、岩群青を使わずに
黒で桔梗の花を描いた。
いや〜
その色の見立て・・素晴らしいのだ。
想像力で “紫に見えてくる” ばかりか
花のみずみずしさも感じる。
御舟は・・さすがだね!
でも、天才は夭折。
40才 だもんね。