「ね〜ね〜、すっごいよ〜。見ちゃったの〜。」
横浜から帰ってきた娘が嬉しそうに
ピョンピョン跳ねながら言っている。
どうやらドクターイエローを見たらしい。
ドクターイエローとは点検するための
黄色ボディーの新幹線。
月に数回しか走らないため、出会うのは
非常に珍しい。
7両編成の車両には、お客さんは乗せず
検査技師7名のみが乗車する。
事故が起きないようにする“新幹線のお医者さん”だ。
「すごい綺麗だった。」と、一通り話した後も
まだ興奮している。
ドクターイエローは、子供にとってラッキーアイテムだ。
こんだけ新幹線に乗っている僕は見た事が無い。
(いいよなあ・・・)