僕の成川美術館への行き方は・・

 

 

プシュー

新幹線のドアが開いた。

 

箱根の芦ノ湖、成川美術館に行くため

JR小田原駅に降りる。

 


 

 

美術館は 元箱根港 にある。

 

小田原駅前からバスで 元箱根港バス停 まで

乗ってしまえば、約50分 で行けるのだが・・

 

僕は、小田急線に乗り換えるのだ。

箱根板橋、風祭、入生田、

そして四つ目の 終点・・・箱根湯本駅。

(箱根登山鉄道は乗り換え、強羅が終点)

 

 箱根湯本発のバスは、たくさん あるからね。


 

 

 

箱根湯本は箱根の玄関、

昭和の匂いが残った温泉街である。

(心地イイなあ・・)と思いながら

 

大きいバス乗り場へ・・

箱根のいろんな場所行きがある。

 

元箱根港行きもたくさん・・

箱根登山バス、西武バス、伊豆箱根バス

 

どれも、渋滞がなければ

元箱根港へ 約30分 で着く。


 

 

 

バスに乗ると、まず感じたのは

 

(四年前より外人が増えたなあ)

2011年の第一回目の個展 では全くだったのに・・


箱根湯本の温泉街を抜ける。

バスのエンジンの頑張り音が

お腹に響く。

 

登るカーブで左に引っ張られ、右に引っ張られ

どんどん登って・・

 

大きなホテルのある 宮ノ下、

いろんなプールのある ユネッサン、

古くからある ホテル小涌園 を通り過ぎ、

 

いつの間にか山深くなっていた。

 

 

 

 

(ここを駅伝が走っているんだ)

駅伝選手のすごさに 再敬服 しながら車窓を眺める。

 

だんだん慣れてきて、少し眠くなってきた。

軽くウツラウツラ・・でも油断しちゃいけない。

 

そのうち、下り坂になって芦ノ湖が見えると、

あっと言う間に着いてしまうからだ。

 

芦ノ湖 を見下ろしながら、

右に左に揺られ 坂を下りて行く。

  


 

 

 下り切ると、湖畔の街、元箱根町。

元箱根のバス停を通り過ぎて三分ぐらいで

赤鳥居が見える。その下は 元箱根港のバス停 だ。

 

同じ場所からは、芦ノ湖名物“海賊船”の港 でもある。

 

(ふ〜)

 

気合いを入れて、荷物を持ち上げると

目の前は 美術館の門 である。

 

 

 

 

門をくぐり

エスカレーターで登ると、

 

芦ノ湖畔の小高い丘 に建てられた

箱根芦ノ湖 成川美術館

 

富士山が展望できる美術館。

そして第二回 齋 正機展 〜帰り道シリーズ〜

 

よろしくお願いします。