先週、只見線を取材に・・
20年前只見の町に一週間滞在し、奥会津の夏風景をスケッチ。
その後一二度は訪れたものの、
只見線の鉄道のみの取材は今回が初めて。
会津若松駅からスタート。
すぐに只見線を走る汽車(キハ40)の寝ぐらを見つけた。
時々、蒸気機関車を走らせるためか転車台もある。
線に沿って少し移動すると、
会津盆地に広がる田んぼ田んぼ田んぼ。
稲刈りはとっくの昔に終わって、薄いわら色の雑草絨毯だ。
ススキもサラサラと揺れている。
子供の頃の記憶扉が開くような風景。
徐々に山間のような風景になり
それとともに晩秋の色合いが濃くなっていく。
コンテナを使っているのかな?
こんな駅もあったりして・・
あらためて只見線とは、
会津若松市と新潟県魚沼市小出を結ぶ約135km
風景の美しさはローカル線の中でも指折り。
なかでも、只見川に水鏡のように映る汽車は
あまりに美しくて、清らかで
(本当にこの世のものか・・)と思うほど。
ただ、2011年の集中豪雨の増水、氾濫により
只見川に架かる8つのうちダムに近い4つの橋が
使えなくなって完全開通しないまま、現在に至る
後編に続く