2014年
2月
26日
水
果樹園地帯生まれだから、
果物の話になるとプライドで
“知らない”とは言わない。
「“サンふじ”って“ふじ”と違うの?」
「呼び名の違いだけだよー。ブランドのためだね。」
とこんな風に“知ったかぶり”で答える。
でも心配になって、後で調べると.....
やっぱり違ってた。
最近の“ふじ”は 色の鮮やかさのため
紙袋をかぶせる。
“サンふじ”は甘さが増すということで
かぶせない。日光にさらすのだそうだ。
色は少しグレーっぽくなるけど。
なるほどー。
ぜんぜん....知らなかった。
ごめん。
2014年
2月
23日
日
先月、尊敬する画家さんからの
展覧会の案内状が届いた。
案内状は珍しい列車の切手を
貼ってくれていた。
電気ではなくガソリンで動く
ディーデル特急の切手。
先生の気遣いがとっても嬉しくて、
改めて描いてみる。
この特急は身体は大きいけど
人懐っこい犬みたいで....
ほほ笑ましい。
(実際、ブルドックという愛称)
この列車は、たった1年だったけど
父も運転していた
奥羽本線でも使われた特急。
犬といえば、
勝手に“シェパード”と呼んでいた
好きなこの電気機関車も
良い時代の昭和の曲線が
たまらない。
今も岐阜でよくみかけるけど..
見かけると、すご〜く得した気分。
通称では“ムーミン”と
呼ばれているらしいが
この機関車も
“だめ犬”に見えて
大好き。
やっぱり、
愛嬌がある形って....
いいね。
2014年
2月
22日
土
小さい頃、
形が“たこ”に
似ているから“たこやき”
と思っていた。
なぜって...よく行っていた
福島の“たこやきの丸中”は
“たこ”が中に入っていなかった...?
(少なくとも記憶ない。)
でも、その店のトロ〜とした感じが
僕の美味しいたこやきの基準になった。
東京に来て、
たこが入っている事実を知り
名古屋に引っ越して、
しょう油味があることも知った。
昨年、初めて
神戸の明石焼を食べる。
小さな柔らかい卵焼きみたいで
ふわふわして美味しい。
知らなかったけれど
たこやきは、明石焼を真似て
昭和始めに大阪の会津屋が作ったもの。
会津屋.....?
もしかしてと思って調べたら
たこやき創始者 遠藤留吉は
会津坂下出身だった。
めぐりめぐって
福島に戻ってきた。
2014年
2月
19日
水
土日の雪は福島も
たいへんだったらしい。
「経験しだごどないよ。
こんなに降ってるの。」
と珍しく母が電話の向こうで
不安がっていた。
どんな事があっても
「大丈夫だ。」が口癖だから
今回は相当だ。
近くの国道四号の車が
大雪の渋滞で動けなくなり、
二日間ぐらい車生活の方もいたらしい。
今までの福島市では考えられない。
一日も早い復旧を願っています。
2014年
2月
16日
日
健さん、今日83歳の誕生日。
(描いたのは81歳の頃)
健さんのかっこ良さは
渋さ、人間性とか、色々言われるけれど、
固い人と言われても
“静かに自身の意志を通す美しさ”
こんなに常識がコロコロ変わる時代、
一番大切な美しさ。
そんな事を考えていたら、
何だか田中邦衛が浮かんだ。
いくつだろう?
調べてみると81歳。
どんな映像を観ても
作品の役柄のみ感じる。
本人の“上品な佇まい”は
決して出そうとしない。
大好きな渥美清は
亡くなってしまったけれど
もし生きてたなら85歳。
本好きで絵画好き、
インテリだったらしい。
明るい性格に、ほんのちょっとの影。
そんな渥美清の
“嫌じゃない寂しさ”が愛おしい。
余談だけど、寅さんが好きすぎて
浪人中、大学に入ったらの目標が
「柴又に住む。」だった。
実際、五年住んだ。
柴又駅の“寅さんロケ”で
頼まれてないのに、二回ほど
電車の乗客としてチャレンジ。
う〜ん、全く映ってない。
そんな事を思い出してたら、
昔のスケッチブックに
“砂の器”をみた時に描いた
丹波哲郎が出てきた。
お父さんが日本画家の俳優。
丹波哲郎、生きていたら92歳。
フィルムに焼き付いているのは
“説明のできない存在感”
この人は何だったんだろうか?
言葉で語れない。
四人ともに
“自分で培った人生観を突き通す力”がすごい。
自分は絵描きだけど…
そんな力、手に入れられるだろうか?
※敬称略
2014年
2月
12日
水
2月8日の大雪で
いったい何万個の雪だるまが
作られたろうか?
「雪の日、雪だるまを作りたいかで
子供心をまだ持ってるか、わかるよね。」
と陽気なラジオが言っている。
(ん〜、見てるのは好きだけど...)
と思いながら、雪だるまを描いてみる。
夕方、会津の只見から手紙が届いた。
“あの日は、もっさ、もっさ、と降った。”
と書いてある。
一晩で80センチ。すごいな。
(“もっさ、もっさ”っていいなあ....)
と思わず微笑んだ。
2014年
2月
09日
日
「雪で遊びたい。ぜったい....」
水泳に行く前の娘の鼻息が荒い。
土曜日の朝は銀世界だった。
天気予報は日本各地で20年に1度の
大雪を伝えている。
ただ、ここ名古屋は気温が高く、
午後には止む予報だ。
日本は雪の世界一らしい
滋賀県伊吹山の積雪1182㎝がギネス。
でもなぜか
日本一は新潟県糸魚川市の600㎝だそうだ。
同じ地域でも計測場所で積雪が変わるから
日本独自の認定条件があるのかな?
短い時間しか
雪遊びはできなかったけど...
うれしかったらしい。
名古屋市 積雪5㎝ みぞれ混じり。
2014年
2月
05日
水
「コーヒーいれてみたい。」
なんでもやりたがりの小2の娘が言う。
(ちょっと早いかなあ....)
そう思ったけれど、丁寧に教えてみたら
嬉しそうにいれている。
飲んでみると
(長年の僕とあんまり変わんないなー)
うーん......意外とショック。
今はアトリエに来ると
コーヒーをしきりにいれたがる。
すこ〜し、自慢げに。
自分はほとんど飲めないのに.....
2014年
2月
02日
日
もうすぐ大寒が終わりだそうだ。
確かに日中の日差しが春っぽい。
....立春。
いつのまにか
桜の枝先がほんのちょっと
膨らんでいた。
今月はオリンピックがある。
“楽しみな気持ち”もあるけれど、
あんまり必要以上の国対抗
メダル争奪戦になると嫌だなあ.....。
2014年
1月
29日
水
今年のベランダの椿は元気だ。
どうやら、義理の母が
米のとぎ汁を
かけ続けたらしい....よ。
椿の種類はたくさんあるけれど.....
花びらは大きく分けると
色が五種類、模様が十種類らしい。
それが組み合わさり
個性的な“つばき”ができあがる。
さっきのつばきは
“紅色 小絞り”かな。
2014年
1月
26日
日
しずかな海だった。
あんなに大きな貨物船を.....
“タグボート”は導いていく。
多少ぶつかってもいいように
船体はゴムタイヤで囲まれている。
ナビゲートに大切なのは
“馬力”そして“丁寧さ”
でも一番大事なのは.....
たぶん“経験”である。
2014年
1月
22日
水
ツワブキについて“野暮ったい花”と思っていた。
(花の無い季節に咲くから、時々語られるんだろうなあ......)
そんな感じだった。
ところが、朝にアトリエまで歩くようになって数年、
すべての植物が寒さに耐える1月の中旬に
唯一、元気なのが ツワブキの葉っぱ.........。
“ツヤッ ツヤッ” だ。
“艶っぽさと能天気さ”に やられた。驚いた。
調べてみたら、ツワブキは
“艶葉(つやば)フキ”が転じた名前らしい。
パチパチパチ......すごい......
先人達は、何でも知っていた。
2014年
1月
19日
日
「なかなかうまくできないね。」
「うん.....。」
「帰ろっか.....?」
「やだ。」
「もうすこ〜しやる........?」
「うん。」
けっこう昔の
柴又.....江戸川土手の思い出。
2014年
1月
15日
水
あたりまえだけど、
買った頃は最新式。(ナショナル製のコーヒーメーカー)
豆を入れれば....な〜んと自動で挽いて
コーヒーをいれる珍しい型。
(形もダースベイダーに似てる........)
ずいぶん前から
豆を砕くことはできなくなったけど、
しかし〜
もう五年は使えそうだ。
2014年
1月
12日
日
先週、名古屋は少しみぞれになった。
でも道路を濡らすだけ、
積もりはしない。
こんな日の福島は
“あづまおろし”の冷たい風が
雪を飛ばしているだろう。
いわきは風がつよい。
会津は雪が深くなる。
2014年
1月
08日
水
子供が勉強している姿は
親としてはうれしいんだけど、
“自発的”じゃあ...ないよ。
アニメをみるため。
まあ それでもいいや〜。
自分だってほめられたもんじゃないし。
でも......
“勉強してる後姿”っていいね。
2014年
1月
05日
日
アトリエにある全種類のカップに
コーヒーをいれてみる。
香りがアトリエ中に充満すれば、、、
“正月のなごり”も終了。
今日、一月五日の外は寒いけど....
.天気がいい。
すごく澄んでいる。
ベランダから鈴鹿の山々がみえる。
2013年
12月
30日
月
時間に追われながらも、
いろんな人にあった2013年。
ほめられたり、叱られたり、
アドバイスされたり、
いろいろあったけど.....
緊張しても、失敗しても.....
うまくしゃべれなくても、
楽しくなってきた2013年。
でも世の中だけは
“平和であってほしい”
そんな風に思うようになったのは.....
自分が歳をとったからかもね。
それじゃあまた
次は.....2014年。
良いお年をお迎え下さい。
(2013年 これにて、お.わ.り.)
2013年
12月
21日
土
1年に一回だけ、
名古屋芸術大学に
学生さんの絵の講評に行く。
新鮮でたのしい♪
むかし、美術系予備校の講師だったから
「懐かしいなあ」とも思いながら.......
西春という地域にあるこの大学は、
田園と畑がいっぱい。
とっても好きな場所である。
講評が終わって、帰り際に研究室で作った
“手作り干柿”をもらう。
『お〜 まさに て. づ. く. り. 』
2013年
12月
19日
木
娘がリース作りでわたを使っていた。
わた、綿、
最初に思うのは......
中学生の社会の先生に教えられた
「わた を かついで カルカッタ♫」
インドのカルカッタが “わたの生産世界一” らしい。
何度も何度も呪文のように言わされて...........
今でも最初に思い出す。
2013年
12月
16日
月
初代こだま号。
肌色に赤が鮮やか......
愛嬌があるかたち。
そして、しばらくして
新幹線に受け継がれた。
1964年から走った初代新幹線0系。
子供の頃の “未来のか.た.ち.”
昨年、引退.......。
またひとつ、消えてしまった。
2013年
12月
12日
木
「コーヒーはいかが.........」
冬のはじめのコーヒーはうまい。
最近はお酒を飲む機会も多いから...
ダイエットするためにも
コーヒーは必需品。
ただねえ
クッキー、ようかん、ケーキなど
なんでも合うから......ねえ。
2013年
12月
10日
火
ここ数日、小春日和が続く。
少しだけ寒い気温も気持ち良い。
猫の毛も膨らむ日差しだ。
こんな日に散歩していると
いつもの白壁の蔵。
気持ち良い日差しを
受け止めて......何だかやわらかい。
空気が澄んだまま、夕方になり.
うすーいオレンジのような珊瑚色。
飛行機雲が光る............。
今日は小春日和の一日。
2013年
12月
01日
日
びっくりした。
サザンカが咲くよりも椿が.....
先に咲いた....。
まさか 椿の王道、やぶ椿も......
咲いてたりして
と思って確認したら.........
まだまだ蕾も小さくて
それはないみたい。(この絵は去年)