2016年
2月
29日
月
「名古屋の観光地と言ったら?」と聞けば・・
みんな、ほんのチョット首をかしげて
「名古屋城」と答えるだろう。
たま〜に、「大須」「テレビ塔」「徳川園」
などと答える人がいるだろうけど・・
それは「名古屋城」と答えると
芸が無いと思われそうだから。
そのぐらい象徴的?
いやいやメジャー観光地が無いのだ。
(郊外には以外とたくさんあるけどね。)
質問を変えて、
「名古屋城って面白い?」と聞いたら、
「ん〜 中は鉄筋コンクリートだからね・・」と
ほとんどの答えがあんまり芳しくない。
でも世の中のお城は、ほとんどコンクリート。
あんまり卑下しなくてもいいんだけどねえ。
屋根の薄グリーンと漆喰の白、
季節の緑と相まってかなり美しいお城である。
コンビニで淹れたてコーヒー買って
名城公園を、カモとお城を見ながら
呑気にテクテク・・・最高だ。
(お〜今日は沈丁花の匂いも)
リラックス空気をたっぷり持った名古屋城。
ん〜そうだ。
近いうちに名古屋城を描こう。
2016年
2月
24日
水
ピスコは遠いチリのお酒だけれど
すごく親しみ易い味で、飲み易い。
飲んでいると、
なぜか楽しい記憶が蘇って口元が緩んでくる。
ほとんど馴染みが無いお酒なのに・・
昔からの友人のように感じるお酒だ。
そんなピスコのような
チリ人のお友達とのお別れ会があった。
知り合ったのは数年前、
偶然、僕の展覧会を見てくれて
絵を気に入ってくれたのだ。
それからのお付き合い。
そうは言ってもなかなか話せなかったけどね。
このお別れ会が初めてゆっくり話す機会。
僕は、英語もスペイン語も全然ダメ、
彼も日本語はほとんど・・
通訳してもらって何とか会話する。
でも、あんまり難しい言葉はいらなかった。
桃の花を飾って迎えてくれる彼の心の柔らかさ。
おおらかで、チャーミングな性格。
一緒にいるだけで楽しい人だ。
たった数回しかお会いしていないのに、
子供のころから友達だったような
不思議な感覚・・
チリに帰ってしまうのは残念だけれど
またいつか会える気がする。
2016年
2月
17日
水
昨日は用事で大阪へ。
少し早めに済んだので
“京阪鉄道の寝屋川車庫”を訪ねてみる。
京阪鉄道はいろんな色がある。
眺めていると、楽しくてしょうがない。
(京阪は偉いよなあ・・)
最近の新型車両は銀色ボディーばっかり・・
腐食しない金属(ステンレスやアルミ)になってから
塗装代のコストダウン。
色を使っても・・・細い識別ラインぐらい。
だから、ボディーフルカラーの京阪は偉いのだ。
色があれば・・
四季の沿線風景に、馴染んだり、違和感があったり
色の選択のセンスに賛否両論あるだろうけど、
少なくとも、色電車が走り
独特の地域性をかもし出せば
僕の心は大いに安らぐ。
2016年
2月
10日
水
“ヒッヒッ”や“カチカチ” と鳴きながら
お辞儀する。
火打石を鳴らす音に似てるから
・・ジョウビタキ(ヒタキは火焚きの意味)
ジョウビタキは冬の渡り鳥だ。
縄張り意識は強いらしいが、
人への警戒心は薄いみたい。
意外と近い距離でも見ることが出来る。
(すごい服だなあ)
翼に白い模様(紋付と呼ばれることも)
お腹の橙色も何とも言えない 暖かい色。
見かけると幸せな気持ちになる鳥。
一方こちらは・・
“チッチッチッ”と鳴くハクセキレイ。
ジョウビタキよりも、よく見かける。
だけど、あんまりジッとしていない。
尾っぽを上下に激しく揺らして
あっちこっちと飛び回る。
そのチョコマカした仕草が
かわいくて、かわいくて。
幸せな気持ちに・・
2016年
2月
07日
日
「30分は何時間だと思う ?」
「・・・」
「一時間は何分 ?」
「60分だよ。」
「ということは・・30分は60分のどのぐらい ?」
「二分の一だよ。」
「だったら・・30分は何時間 ?」
「二分の一・・時間。」
「だったら45分は何時間?」
「・・・」
分数はとってもやっかいだ。
ケーキとかリンゴを分ける説明はし易いが、
どうやら時間とか距離とかだと、
娘の頭から煙が・・
そして涙目。
大人だって
案外、理解しているつもりでも
子供に説明するとなると・・別もの。
納得させるには一苦労だ。
2016年
2月
03日
水
いつも気になっていた。
巨大で丸くて薄緑色。
このガスタンクは
どうやら、都市ガスが入っていて
ここから供給される。
調べてみると
都市ガスは、九割輸入で
マレーシア、オーストラリア、中東など
分散して輸入しているらしい。
(それにしても・・すごいオブジェだ)
と思いながら眺めて通り過ぎる。
しばらく歩くと・・
こんなインパクトにも出会う。
う〜ん・・これもこれで、すごい。
2016年
1月
31日
日
遅れてきた寒気が一服の今日、
シラサギが二羽、水面すれすれを飛んでいる。
驚くほど優雅、
そして白無垢のような清楚な白色。
ピンと伸ばした足に緊張感と凛々しさ。
カワセミも見かけた。
愛らしい佇まい、目が釘付けである。
トルコ石のように発色した羽根に・・
何とも可愛い橙色。
見つけただけで幸運な気持ち。
この優雅さと気品の存在は何だろう?
2016年
1月
27日
水
マイナス四度になったあの日だ。
冷たくて空気を吸うのをためらうぐらい。
でも、悪い事ばかりじゃない。
空の青が透き通って、寒さを除けば気分が良い。
そんな青に魅かれてか、空が広く感じる
矢田川土手に足が向いていた。
その道草の途中、こんな母子に出会う。
母親は、これ以上ない優しい声で
「今日は、頑張れる?」
おでこをくっつけながら、話していた。
「うん・・がんばってみる。」
「えらいね〜ママも今日、お仕事がんばるよ。」
「うん・・・が・ん・ば・・・る。」
「でも、やっぱり行きたくない・・」
「一緒にがんばろう。」
「でも〜でも〜行きたくない・・」
「たっくんががんばったら・・
お昼に多分・・いいことあるよ〜」
「え〜ほんとに・・?」
「ん・・うん・・多分ねええ・・」
「でも・・行き・・」
そんなやり取りを見て
(うちにも、こんな時期あったなあ)
と少し懐かしく感じながら、
母子の隣を早足で通り過ぎた。
2016年
1月
24日
日
実は・・
1月6日から仕事場に行く前に、
1時間ほど歩いている。
もちろん痩せるためだ。
でも、そんな意気込みが伝わるのが
恥ずかしいから・・ジャケットを着て、
その上にオーバーをはおり、
重めの荷物を皮の手提げカバンに入れて歩く。
まるで(これから仕事なんです)と思われるようにね。
そう、これが僕のウォーキングスタイル。
今日の出会いはこんな感じ・・
2016年
1月
20日
水
正月には、暖かくって
(今年、もう雪なんて降らないのかな)
そんな風に思えるぐらいだったけど
さすがに明日は大寒、雪が参上。
大人は(うわ嫌だなあ・・早く溶けてほしい・・)
子供は(うほ〜嬉しい・・夕方まで絶対溶けないで)
大人と子供の思惑が・・
さあ〜どっちが勝つか ‼︎
でも僕は・・午後から区役所に用事だから
溶けてほしいんだけどね。
2016年
1月
13日
水
(最近、すごいな・・・)
晴れがもう何日も続いている。
金柑の発色いいオレンジが
透き通った青い空に映える。
冬空にヒコーキ雲も気持ち良さそうだ。
(もうそろそろ雨か雪が・・)
さすがに、そう思うよね。
2016年
1月
10日
日
太郎冠者は花の名前・・椿の一種。
大抵の椿は、季節がもうちょっと先だけど、
この花は今が旬。
白もいいが、ピンクは格別。
見つけると、思わず足が止まる。
古い家の庭に少しだけ華やかに
幼児のように・・無垢で
甘えたような色。
2016年
1月
07日
木
今年の冬は暖かいと思っていたら
太陽が陰ると、あっという間に鈍い冬色
さすがに身体がすぐ冷える。
まあ、散歩人を追い越すぐらいのスピードで
汗が出るぐらいだから、大した寒さでは無いけど・・
でも、少し早歩きをしていたら、
昨年の運動不足と太ったことで
呼吸が苦しくなった。
今日は歩かねば・・そう思って外に。
一昨年までは定期的に歩いていたが
そんな心の余裕もなくなっていた。
(やっぱり、歩くっていい・・)
緑が少ない近所だが、
見つけようとすれば、冬の無彩色の風景にも
みかんの黄色、南天の紅、サザンカのピンク
が楽しげで色鮮やかに見えてくる。
(冬に咲くっていうのは色が冴えるねえ〜)
そして、カルガモもみつけた・・
2016年
1月
02日
土
大晦日に
ゆく年くる年を見ていたら・・
やっぱり今年は雪が少ないみたい。
あけましておめでとうございます。
2016年が始まりましたねえ〜
今年は自分にとって区切りの年であり、
新しく始まる年。
もうそろそろ近くを見ながら
遠くを見ていかなくては・・
そう思ってます。
そして、やりたいことの
全てをやる事はできないけれど
道筋だけはつけて行く年です。
2015年
12月
31日
木
(外に出ると、やっぱり寒い)
でも・・僕には
福島の吾妻おろしの冷たさが
身体の記憶に刻まれているから
耐えられない寒さでは全くない。
(いや、寒くないのは・・太ったせいかも・・やばい)
今、時計は0時を過ぎたからもう大晦日。
2015年はもう二十四時間で終わってしまう。
2015年・・
いろいろあった。
様々な人に会った。
新しい人にも会った。
中学の同級生にも会った。
他に懐かしい人とも・・
今年も何とか、絵を描きながら
生活することができた。感謝。
そして大晦日、娘と
一年に一度の映画の日。
“ スターウォーズ ”
皆さん、良いお年を・・ありがとう。
齋 正機
2015年
12月
27日
日
「2015年は安心の“安”が1文字だけど…」
「不安の“安”って、やつね。」
「安倍総理の“安”じゃないの?」
「僕らにとっては 一文字 は・・なんだろ?」
「1年前はもう思い出せない・・」
「ほんとねぇ・・」
「しかし今年の冬はあったかいよね。」
「うん。」
「僕らにはいいよね。」
「ほ〜んと。」
「あったかいっていいよね。」
「うん」
「今年は“暖”?」
「うん。」
「でも、今日は寒いよ。」
「う〜ん。」
2015年
12月
22日
火
自分の感覚だと
学生時代なんて、ほんの少し前だと・・
でも、キラキラ現役学生に会うと
やっぱり(年月は流れたんだなぁ)
と思う。
今年も一年に一回、
名古屋芸術大学での学生作品の講評会。
雲ひとつない快晴の日だった。
二時間ぐらいの講評会が終了し
教官室で質問コーナー
でも、一人で答えるのはつまらないから
同世代の知人の講師を巻き込んで
やんやかんや・・
同世代の三人の先生と
まったりと学生の質問に
自分たちの時代と照らし合せて
考えたり、答えたり・・
その時間、雰囲気、楽しかったなあ。
こんなことが
案外、絵を続けてきた
ご褒美・・かもねえ