2018年
12月
31日
月
今年もとうとう大みそか・・頑張りました2018年
でもいろいろな大きな大きなことがありました。
その1 恩師小原先生がお亡くなりになったこと。
その2 後援会を作っていただいたこと。
その3 2019年3月27日から福島民報社主催の展覧会
が決まり、福島民報連載「福島鉄道物語」も
始まったこと。
その4 6メートルの大作を描くていること。
その5 来年三月に初めての画集が刊行決定したこと。
色々な人のおかげで、たくさんのことが始動、
または催されました。
本当、皆さんに感謝、感謝の年でした。
来年は3月に福島市で展覧会、8月に喜多方市で展覧会、
11月に名古屋で展覧会、
と展覧会が続く年です。
頑張らなくっちゃ!
来年はブログも充実させるつもりです。
それでは皆さん良いお年を
2018年
12月
10日
月
三つのお知らせです。
◎ 一つ目は、明日12月11日火曜日の福島民報朝刊に
連載第二回『福島鉄道物語』
〜父と機関士と初雪と〜
が掲載されます。
◎ 二つ目は、もうニュースではお知らせしていますが
この度、福島民報社さん主催で展覧会を
開催することになりました。
【会期】2019年3月27日(水)〜4月14日(日)
【場所】とうほう・みんなの文化センター
(福島県文化センター)
◎ 三つ目は、三月に画集が求龍堂より出版されます。
詳細は後日ご報告します。
寒くなりました。みなさんお風邪をひきませんように
齋 正機
2018年
11月
24日
土
先週は福島だった。
そのため、しばらく鶴見のアトリエを留守にした。
しばらく振りに歩くと
もう、かなり冬になっていた。
おっ・・
1年ぶりにモズとの再会。
その他の冬の鳥、冬の花・・
空気そのものが冬の気配。
帰ってくると
うとうとと・・疲れて寝てる・・
師走が・・ひたひたと近づいている。
うとうと、うとうと・・
夢をみているのか。
どうなのか。
2018年
11月
10日
土
お知らせです。
11月1日(木)の福島民報に連載した
後援会HP公開されています。(第一回のみ限定公開だそうです。)
ご興味ある方、ぜひご高覧下さい。
よろしくお願いします。第二回は12月11日(火)の予定です。
齋 正機
2018年
11月
01日
木
11月1日から福島民報さんで
作品とエッセーの連載「福島鉄道物語」が始まりました。
約ひと月に1回の連載となります。
お読みいただけたら嬉しいです。
2018年
10月
19日
金
やっと・・らしくなった。
空気も、葉っぱも、気温も、
雨が多かった・・晴れ間が恋しかった。
だから、今日の外歩きは・・気持ちいい。
こんな日が少しは続いてもらわないと・・
心穏やかになれない・・
2018年
10月
10日
水
10月6日から8日の
「野口英世記念ふくしま国際音楽祭2018」
学びいなロビーにて後援会主催の「小さな展覧会」が
無事終わりました。
お越しいただいた皆様、心よりお礼申し上げます。
どうもありがとうございました。
福島の実家に帰ったら、秋明菊がかわいい。
今年・・初めて見た。
秋明菊のピンク花の方が好きだったけれど
白もなかなかである。
シュウメイギクと言う名前なのに
菊の仲間ではなくアネモネの仲間らしい。
健気でかわいいだけじゃなくて
意思が強そうな、たくましさも合わせ持つ。
現代は・・
こういう“たくましさ”と“かわいさ”を
同時に持った人間が1番強い気がする。
2018年
10月
03日
水
大人になると・・
ドキドキすることが少なくなる
なんて言う人がいるけれど
仕事、日常とも・・
心配になるぐらいドキドキする。
まあ、ワクワクのドキドキじゃなくて
ハラハラのドキドキだけどね。
お知らせです。
◆「野口英世記念ふくしま国際音楽祭2018」にて、
齋 正機『小さな展覧会』を開催します。
会場* 猪苗代町体験交流館「学びいな」2階ロビー
日時*10月6日(土) 7日(日) 8日(月祝) 10:00〜16:30
お時間ございましたら、ご高覧お願いします。
2018年
9月
24日
月
普通免許は持っているものの
運転は苦手である。
・・ていうか・・ここ20年運転していない。
変化やトラブルに弱い訳じゃあないけれど、
素早い判断、対応というタイプではないから・・
(やっぱり車の運転には向いていないだろうな)
(でも、電車の運転はしてみたい)
“叶わぬ思い”だけれど、最近は運転席の後ろに立って・・
“運転しているつもり”を楽しむ。
◆◆◆ お知らせです ◆◆◆
◆ ラジオ福島
かっとびワイドなすけんパーティーに出演します。
あつまれパーティー
日時/9月25日(火)14:10〜14:20
◆ 野口英世記念ふくしま国際音楽祭2018
齋 正機「小さな展覧会」
http://fukushima-ongaku.com/sai_masaki/
場所/猪苗代町体験交流館「学びいな」2階ロビー
日時/10月6日(土)〜8日(月・祝)
10:00〜16:30
作品5点を展示いたします。
お時間ございましたら、音楽と絵画をお楽しみに〜
ぜひお越しください。
2018年
9月
16日
日
ローカル線の存在は、それだけで嬉しいのだけれど、
欲を言うと・・このことがあれば、なお嬉しい。
・山間を走り、たまに田んぼが広がる。
・昔ながらの駅、駅舎がある。
・電車にきちんと色がある。
・通勤通学する人がいる。
そして・・贅沢を言えば、
・温泉駅がある。
・桜並木の続く駅がある。
・きれいな川がある。
があれば、素晴らしい。
もう記念日でない限り運行する鉄道もないんだけれど、
もし、もし木製電車が一両で走り過ぎたなら・・泣けてくる。
2018年
9月
07日
金
水色とオレンジ色が混ざっていく。
今週は、大きな台風と大きな地震があった。
大きな災害が二つもだ。
猛暑が遥か昔に思えるほど災害が続いている。
(来週は少なくとも・・穏やかな日々になってもらわないと)
獅子ヶ谷の夕日は、こんなに静かなのに
明日から、西日本を中心に大雨らしい。
2018年
9月
02日
日
先週
夜の雷が・・
今までないすごさ。
夜の雷はただただ神々しい。
はるか彼方で、5秒ごとに稲妻が光る。
劇的だ・・でも、ここからどれだけ遠いんだ?
そのまま2時間以上続いた、
帰ってきてからパソコンで気象庁発表の雨雲レーダーを見た。
雨雲は埼玉県より北にしかない。栃木県ぐらいの場所か?
ここは東京に近いと言っても神奈川だから、
(そんなに遠く・・でも富士山は遠くでも見える・・)
あの雷はどこで鳴っているのだろう。
2018年
8月
30日
木
呉羽梨をもらう。(美味しい。あまい・・)
名前は聞いたことがあったし、食べたこともあったけれど、
(梨は福島)と擦り込まれているから、なんとなく
意識したことはなかった。
(呉羽梨は富山なんだ。少し調べてみよう)
明治時代のことだった。
富山の呉羽【くれは】丘陵の“土池弥次郎”という人が
呉羽の土は粘土質で、水の便が悪く、少しの日照りで
田んぼがすぐ干上がってしまうことに頭を痛めていた。
弥次郎は土地柄に合う作物を探していた。
いろいろ検討して、目にとまったのが “梨”。
東京から青梨を持ち帰り、自分の畑に植えてみたことから
『呉羽梨』は始まる・・
青梨はうまくいかなかったが。赤梨に切り換えて栽培を広めていった。
※青梨は20世紀梨に代表される緑掛かった梨、 赤梨は黄土色掛かった長十郎、幸水のような梨、
そして、今や全国ブランド。
(案外、一人の人物の想いと粘りが地域を変えるんだよな)
このような例が、世の中には時々ある。
2018年
8月
26日
日
残すことは大事だが、残せないこともある。
これは、難しい問題である。
原爆ドームの永久保存が決定したのは昭和41年だから
20年以上議論している。
残すためには
その出来事を忘れたくない人、忘れたい人の
折り合いと絶妙なタイミングの決断が必要で、
そのバランスを一歩間違えると・・
一番傷ついている人が忘れられなくなって
より傷ついたりする。
東日本大震災の震災遺構も・・残すか、残さないかは
人によって違うから、容易に決断出来ない。
でも、年月は尖った感覚、大怪我した心に
ほんの少し、丸みを帯びさせていく。
そうなって初めて、保存について考える余地も生まれる。
もうタイムリミットで残せなかったものは
運命であるから仕方がないのだけれど、
震災遺構を話せるのはこれからかもしれない。
2018年
8月
20日
月
二つのお知らせがあります。
一つ目は
明日21日火曜日,ラジオ福島に出演します。
ラジオ福島 かっとびワイド(13:00~16:00)
出演者 :深野健司・なすび
14:10前後ぐらいの “あつまれ!パーティー”のコーナーに、
電話出演します。今回で5回目です。
二つ目は
凸版印刷株式会社制作のオリジナルカレンダーが作られました。
詳しいことは齋正機後援会ホームページをご覧下さい。
以上です。御興味がある方、御拝聴、ご高覧下さい。
よろしくお願いします。
齋 正機
2018年
8月
19日
日
子供の頃、
夏布団がベビーパウダーの匂いになった。
赤ん坊と一緒に寝ていたわけではない。
そう、“汗疹(あせも)”である。
“汗疹(あせも)”が出るとベビーパウダーの登場・・
蚊取り線香に次ぐ“夏の匂い”の定番だった。
肌をさらさらにするのだから、
汗疹に良く効くと母は信じていた。
僕も匂いが嫌いじゃない事も手伝って
うちでは「これでもか」というぐらい多用されていた。
でも小学生三年生ぐらいだろうか、
友達から「おまえ、赤ちゃんの匂いすっぺ!」
などと周りに聞こえるように馬鹿にされたため・・
さすがに母に懇願し、僕のパウダー人生は終了した。
皮膚の治療が進んだ現代では
ベビーパウダーは毛穴に詰まって良くないとか
呼吸器に良くないとかで、使わない人が多い。
※呼吸器には影響はないと言われています。
本来は汗疹の出来る前の予防として使うらしい。
時代によって変わる“夏の匂い”
あの匂いを嗅ぐと程よい安心感のなかに、
少し昔の夏景色が浮かぶ。
2018年
8月
15日
水
2018年
8月
13日
月
逆進した台風11号、
関東直撃かと思われた台風12号が去った後、
お情け程度に気温が下がったけれど・・
でも瞬く間に“酷暑復活 ”
(永遠の高温地獄ループか!)と思わせる今年の夏。
それでも、雲をみれば
ほんの少しだけ秋雲も混じっている。
そして“山の日”を皮切りに
一昨日よりお盆に突入しました。
もし、箱根に旅行に行かれる方がおりましたら
元箱根にある芦ノ湖成川美術館にて、
日本画作品『サザンカノムコウニ』が展示されています。
お時間ございましたら、ご高覧下さいませ。
少し暑さにクラクラの齋正機より
2018年
8月
05日
日
絵を描く感覚は不思議だ。
長い間、描いているけれど・・慣れない。
「慣れたらおしまいだよ」と言われる事もあるけれど、
さすがに・・僕は要領が悪い方だと思う。
今、また新作に取りかかった。
下図は明確に作るけれど、その通りに完成では物足りない。
途中経過を見ながら、ひらめきも作品に加えていく。
制作の日々の感性も含めて紡いでいくのだ。
そのうち、“なんとも言えない愛着”も湧いてくる。
絵を描くという感覚は
自分にとって、時間を刻み込む不思議な作業である。
2018年
7月
26日
木
昔から顔と名前を覚えることが苦手で
挨拶して下さった方々に失礼なことをしてしまう。
記憶力の欠如か・・それとも努力不足か・・
顔と名前どころか、忘れ物も多い。
さっき買い物で頼まれたものすら
忘れてしまうことも・・
できるだけメモ でカバーするけれど。
(忙しいからだよ)
と言って下さる方もいるけれど
僕の場合は子供の頃からそうだった。
田んぼの真ん中にランドセルを忘れてきたことさえもある。
忘れ物エピソードを挙げたら・・キリがない。
もし、知らないうちに失礼なことをしていたら
本当に申し訳なく思う今日この頃です。
2018年
7月
20日
金
来週の月曜日から、風待の会が始まります。
第五回の今回は最終回、楽しみなグループ展でした。
第一回から最終回まで、
画廊さんが図録にまとめてくれました。
ご興味ありましたら、ギャラリー和田さんに
お問い合わせくださいませ。
一昨日、岐阜多治見で40,7度
昨日は、京都で39,8度
今日も、関西の気温予想は38度
すごく、すごく暑いです。
ご高覧予定の皆さん、
くれぐれもご無理なされないようお願いいたします。
2018年
7月
19日
木
5月20,21日に取材にいった今回、早苗の取材です。
(本当は春取材に行きたかったのですが・・)
会津美里町中心にその周辺を描いています。
6新鶴駅近くの踏切 白鷺も飛んでいた。
7根岸駅付近 西方面を眺めると飯豊連峰。残雪もまだ目立つ。
8若宮駅付近 雪、風でこんなカタチに・・
9若宮駅付近 黄色い菖蒲が飛んでるように咲いていた。
2018年
7月
19日
木
酷暑ですが・・
只見線取材をやっとまとめることができたので、公開します。
五月中旬、描いたのは田植えの時期です。
ほん少し涼しくなってくれれば・・と思います。
1、若宮駅 田植え前は鏡。
2。根岸駅付近 この猫たちが迎えてくれた。
3根岸駅近く 思った以上に田植え機の植えるスピードが速い。
4若宮駅ホーム近く つつじのピンクも緑に映える。
2018年
7月
15日
日
大雨の後は・・ものすごい暑い。
これは・・たまりませんね。
岡山や広島には、知り合いも少なくないので
とても心配です。
1日も早く日常に戻る事を願います。
この夏は暑さが早く始まった分、
体調を崩しやすい気がします。
どうぞ皆さんご自愛くださいね。
齋正機
2018年
7月
06日
金
一昨日、7月4日は父が生まれた日である。
生きていたら、88歳米寿。
国鉄で始まり国鉄で終わった 昭和の機関士だった。
制服の着こなしは体型含めて・・もう一歩だけれど
(ブログ2015年11月4日の絵をもう一度up)
電気機関車がよく似合う父。
蒸気機関車時代の窯たき作業もしていたから
腕っぷしも強い。
とっても頑固で負けず嫌い。
そのせいか、自分流過ぎるところがある。
(自分も似てきたかも・・)と思う。
今年三月、17回忌が終わった。
2018年
6月
30日
土
昨日、関東甲信越の梅雨が明けた。
本当か!
梅雨明けといえば、
7月中旬
シトシト雨の長雨が・・
短い時間の大粒の雨にかわり・・
雷が鳴るようになり・・
やがてカラっと晴れて・・
梅雨明け。
今年は最速・・6月は初めてらしい。
2018年
6月
20日
水
山近き駅舎ぽつんと梅雨寒し 岩田育左右
地震があったり、
サッカーが勝ったり、
北朝鮮が動いたり、
アメリカと中国が貿易でやりあったり、
そんな中、只見線檜原駅には
ただただ
梅雨の雨が降っているんだろうな。
2018年
6月
16日
土
アガパンサスが雨に濡れ・・珍しく少し寒い。
今梅雨の降る量は少ない気がする。
それでも
ポツポツ・・ザアザア・・
梅雨らしい雨音に身体を委ねる。
しばらくすると・・雨がひと休み。
かさを すぼめて前方に目をやると、
三人の 母子(おやこ)がいた。
(そういえば、雨が嫌いじゃなくなったのは、
いつ頃からだろう?)
まだまだ雨雲は厚く、しばらくしたら
再び雨が降るだろう・・
2018年
6月
07日
木
近所に 蓮の花一杯 の 弁天池
今、カルガモの子供がたくさん
揺れながら、ピクピクと、
まっすぐ行こうと、ななめに進む
ピクピク、ブルブル、
左ななめ、右ななめ
一応 前には
進んでる。
2018年
6月
05日
火
美術の世界に誘って下さった小原先生のお葬式が終わり、
福島から横浜鶴見に帰ってくると・・あじさいが綺麗だった。
今、少し虚脱感がある。
もしかしたら、絵を続けてこれた理由の一つに
“ 小原先生に褒められたい ”が
強かったのかもしれない。
小原先生への想いは・・語り尽くせない。
2018年
5月
31日
木
高校時代の恩師、齋藤和也先生とご子息が同級生、同窓生に
呼びかけて下さり、発足した会です。
ぜひ齋正機後援会のホームページもご覧ください。
画家の後援会は珍しいらしく、発足していただいたことは
ただただ ありがたく、光栄です。
齋藤和也先生、齋藤洋之さん、片平俊夫先生、
顧問を引き受けて下さったの方々、理事、参事の皆さんに
“たくさんの感謝をして制作をしていきたい” と思います。
そして、大変 悲しい出来事もありました。
僕を美術の世界に誘っていただいた美術の先生、小原久男先生が
5月30日早朝、長い闘病生活を経てお亡くなりになりました。
この先生がいなければ、ぼくは絵描きになっていません。
感謝しても感謝しても、仕切れるものではありません。
小原先生の存在は、お亡くなりになった今でも
僕にとって “精神的支え” です。
決して安易に褒めることなく、大きな意味で僕を導き
“ 絵画の本当、生き方の本当 ”を解いて下さった偉大な先生、
小原先生・・
ありがとうございました。
心よりご冥福をお祈り申し上げます。
・・合掌
2018年
5月
30日
水
◆アーティストトークとご高覧のお礼◆
佐藤美術館「大きな絵画と小さな絵画」展にて
5月13日にはアーティストトークをいたしました。
お越しくださった皆様、どうもありがとうございました!
お話を聞いてくださり、作品をご丁寧にご高覧くださり、
本当に感謝しております。
いろいろなご感想いただき、自分にとっても
楽しい時間となりました。
展覧会は6月10日迄開催しておりますので
どうぞまだご覧になってない皆様、
お時間ございましたら、お立ち寄りください。
よろしくお願いいたします。
2018年
5月
11日
金
今日、5月12日午後二時より三時まで
佐藤美術館にて齋正機のギャラリートークがあります。
詳細はニュースを御覧ください。
今日のトークでは、展覧会テーマである “大きな絵画、小さな絵画”のこと、
私の修了制作(1994年作)についてのエピソード、
そして私の原点について話します。
お時間ございましたら、よろしくお願いします。
そして明日、5月13日、福島にて齋正機後援会を
発足していただくこととなりました。
詳しくは齋正機後援会ホームページを御覧ください。
よろしくお願い申し上げます。
2018年
4月
30日
月
毎日、いろんな場所でいろんな事を考えるけれど
良いアイディアが浮かぶ時は・・大抵歩いている。
机上で考え込むと・・苦しいばっかり。
“歩いていると、血流の流れが良くなって”とか
“リラックスしている”とか
いろいろ言われているけれど、
歩きながらだと、目にするものから
直感力と応用力のコンビがうまく機能するみたい。
2018年
4月
29日
日
3月11日、12日、13日の三日間、
只見線取材に行きました。
五月になってしまいまいたが、
その取材をまとめてみました。
1 只見線〜晩冬〜 根岸付近
風が強いということは空気が澄んでいるということだ。そして空の青も透き通る。少し固めの雪原を只見線が走り抜ける。
2 只見線〜晩冬〜 若宮付近
トタン屋根の家、土蔵、火の見やぐら、そして雪、当たり前だった風景。
でも今は大切な原風景。
3 只見線〜晩冬〜 塔寺駅より
雪の塔寺駅は汽車が行ってしまうとあまりにも静か…。
2018年
4月
16日
月
八重桜もハラハラと舞っている。
神社のベンチで中学生になった娘と休んでいた。
神社のはじの方でカラスが枝を拾っている。
しばらくするとクチバシ一杯になった。
(巣に持っていくのかな・・)
そんな風に思っていたら、10メートル先の手水舎に持って行った。
(あれ・・?巣に持っていくんじゃないの・・?)
二人でしばらく観察していたら、
なんと、拾った枝を清め水につけている。
チョンチョン何度か繰り返しているうちに
拾った枝は水を含んで固まりになった。
その枝をまとめて、手水鉢の真ん中に置いている。
そしてまた枝を拾いに行った。
2018年
3月
19日
月
先週、冬の只見線取材。
三月だから、もう春っぽさも・・
それでも、道路脇には1メートル50ぐらいはあったから
二月は3メートルを超えることも・・
さすがに日本一の降雪地帯だよねー
取材スケッチをこれからちょくちょく出していきます。
ちなみに、ここは会津川口駅。会津若松からはここで切れる。
この駅から只見駅までの復活は決定はしたけれども
あと数年は掛かるらしい。
2018年
3月
08日
木
やっとシジュウカラがピンボケしなかった。
細かくよく動くし、警戒心も強いから・・
よく見かけるのに、どうもうまくいかなかった。
簡単にいかないけれど・・
その分、目で追った。よくよく観察すると、
習性がわかってくる。
“絵にできる” 程ではないけれど、思い入れは出来てきた。
日本画にしていくのは
自身の感覚に取り込むまで時間が掛かる。
まだ掛かりそうだけれど、
少しずつ物語を紡いでいって
鳥を描く日がくるかも・・ん〜こないかも・・
感覚に取り込んだ後、
もう一つ “後押しする衝撃” があれば
絵にできるんだけどねえ・・
2018年
3月
03日
土
確かに珍しい鳥は、
動物園か生息区域に行かなければ
見ることができないけれど・・
昔から、比較的人間の近くに存在するのに
滅多に見ることができない鳥もいる。
見つけると・・あっ・・と思う鳥ベスト3
第三位
モズ(百舌鳥)
遠目で、一瞬(スズメかな)と思う。
色合いが似ているから・・
はやにえ(早贄)で有名だから
グロテスクと思いきや・・
愛嬌がある姿に拍子抜け。
畑のちょっとした木に止まったりする。
第二位
エナガ(柄長)
林でシジュウカラ集団に混じっていたから、
今まで見過ごしているかもしれない・・
フワフワしていて
フクフクとしていて
目はマルマルとつぶらな瞳
可愛さではピカイチ。
メロメロになる。
第一位
ヤマガラ(山雀)
びっくりするぐらい綺麗。
どうして、こんな姿に・・
まるでおしゃれ服を着ているような
不思議なセンスの良さ。
それでいて人懐っこいらしい。
そんな鳥たちに
沈丁花が咲き始めた先週・・出会った。
2018年
2月
27日
火
ふたつのイスがあった。
飾りイスかな・・
玄関前にあって・・黒壁に囲まれて・・
東を向いて・・薄い日差しを受けて・・
役目を終えたサザンカの花びら
散らばっていて・・
そんな情景。
2018年
2月
21日
水
<今日の小さな三つの出来事>
その1
坂道を歩いていた。
母親と犬に守られて、ピンクのジャンパーの子が
鼻歌混じりで歩いている。
その2
「お尻向けられちゃった。」
やっぱりシジュウカラにカメラを向けると・・
今日も、上手くは撮れない。
その3
冬の空にほんの少し春が混じっている日だ。
でもまだ寒い。
このぐらいの日は“ 人のぬくさ(温さ) ”がサイコーだ。
2018年
2月
14日
水
(もし、この赤門が梅園の中にあったら、桃源郷なのに・・)
第一印象は、そう思った。
車が多い道路に面して存在するから、“ 良い感じ ”なのに、
人々の注目も薄い。
でも門の向こう側は、ボールで遊べる広めの公園だから、
小学生や親子連れの声がこだまする。
(立派なお屋敷の名残の赤門なんだろうね・・)
内側に石碑が建っていた。
この赤門は近くの4地域(東寺尾、北寺尾、西寺尾、馬場)
のために尽力した名主 澤野家の長屋門であるとのこと。
太平洋戦争後、農地改革で澤野家は広大な土地を手放さなければ
ならなかったということ。
そして、それは時代の流れで仕方なかったということ。
主にこの三つが書いてあった。
その石碑は最後に
“ 心今もいこい 在さむ自然林 永久に傳えむ 鳥のすみかに ”
という詩で結んでいる。
地域の名主というものは
私欲が強い一族だと、そう長い年月持たない。
澤野家は利より、人として・・地域として・・を
大切にしている哲学なんだろう。
鶴見は今でも野鳥が多い。
2018年
2月
12日
月
“下水と排水で汚れている川ナンバー1”とか言われていたけれど、
もう、それは・・かなり昔のこと・・
今は憩いの場の綺麗な川である。
「鶴見」の地名は 鶴見川が由来。
多摩丘陵あたりが源流で、全長40キロ以上の一級河川。
でも肝心の、 鶴は・・見ないねエ。
北海道の釧路湿原のタンチョウとか、
鹿児島出水市のマナズルとか・・
は聞くけど、現代で本州にいるのは聞いたことない。
昔はいたんだろうかね・・?
2018年
2月
03日
土
凍みるような寒日が多かった1月、
2月に入っても、気温が平年を下回る。
(あっ・・スズメが膨らんでる)
この冬の八王子やさいたま市は
マイナス8度以下になったりもして驚き・・
(メジロも・・膨らんでる・・?)
そんなに寒い中でも、つぼみは膨らんできた。
2018年
1月
23日
火
月曜日、1月22日は雪の日だった。
前日の予報を見ても(どうせ、そんな降らないだろうねえ・・)
とみんな思っていたけど、その考えは甘かった。
横浜は17センチ、東京は22センチ
交通機関は大混乱。
坂道が多い ここ鶴見は、車は無理・・
走っていたのは、
チェーンをしている路線バスとゴミ収集車ぐらい。
1984年以来の大雪である。
特徴は・・どうやら、降り終わった後も
気温が上がらず解けなかったことらしい。
2018年
1月
22日
月
5メートル先ぐらいに
付かず離れず、チョコマカ、チョコマカ
鳥としては・・歩くのが上手、
・・っていうか、何か見てしまう器用な歩き方。
スズメほどよそよそしくなく・・
鳩ほどずうずうしくもない。
でもカメラを向けると
ヒラリヒラリ、白い羽の残像を残しながら
離れていき、うまくは撮らせてくれない。
しばらく気ずいていないふりをすれば
また目が届く範囲に現れる。
そして、チョコマカ、チョコマカ歩く。
日本書紀によれば
天照大神の父母、イザナギ、イザナミに
“子供の作り方を教えた” と言われてるセキレイ。
真偽はあやしいけれど・・
日本書紀に描かれるぐらい
人間と、いい距離にいたんだな。
2018年
1月
19日
金
先週の講評会の質問コーナーで
「“自信を持って”と よく言われるのだけれど
自分に自信が持てないんです。先生はどうやって自信を・・」
遠慮がちに聞いてきた。瞳も少しウルウルしている。
「自信って僕もないなあ。」
その時、瞳の ウルウル に あたふた したから
どう答えたかも、忘れてしまった。
(自信持つって・・難しいよね)
改めて考えると、そう思う。
自信がつくような出来事があったとしても
そんな出来事ほど忘れてしまうし、
逆に落ち込む出来事は、
しつこくいつまでも覚えていたりするもんね。
まあ、自信持って言えるのは
“ 一生自信なんて持てない ” ってことかな・・
2018年
1月
14日
日
( あ・・ツグミだ )
僕は一年に一度、
名古屋芸術大学の講評会を頼まれている。
今年で7回目である。
その日の朝、今年一番の寒さだったけれど
気分転換も兼ねて駅まで歩いていた。
(ツグミって多分、シベリアからだよなあ・・)
1年前に引っ越したから
駅といっても新幹線の“新横浜駅”
自宅の鶴見から歩いて約6キロぐらい。
名古屋から引っ越して一年経ったけれど、
まだまだ土地柄、道筋などは
把握仕切れていないので、遠く感じる。
(それが面白いんだけれどね)
マイナス二度、快晴だから
最初、寒くても中間地点の頃には
ポッカリ・・
頭を真っ白にして歩いていた。
普通、歩きながら
話す内容など考えるのだけれど、
今回は敢えて考えない。
(直感を講評会で言葉にしてみよう)
そんな風に思ったからだ。
名古屋に着くと・・
横浜より空気が冷たかったけれど、
陽の光がなんとなく柔らかくみえた。
2018年
1月
10日
水
パッと青空だ。正月から9対1で快晴。
何気ないけれど
鶴見線のガード下に見つけた。
駐車場?
でも車庫入れのスペースとしては狭い。
ていうか、駐車してない。
う〜ん、なんだろう?
区分けの数字もでこぼこの高さ。
4、5、6、7、8・・・日々のカレンダーみたいだ。
日々、日々、ひび・・
引き込まれる快晴を鶴見線が通り過ぎる。